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【感染注意】急性弛緩性脊髄炎!?米国で謎の病気がまん延中!

CDCの発表によると、米国で四肢の衰弱を主体とする謎の病気が流行しているとのこと。

 

流行といってもまだまだ希少疾病ですが、ポリオに似た疾患だという事でアウトブレイクが懸念されます。

 

どんな病気か知っておきましょう。

 

急性弛緩性脊髄炎(acute flaccid myelitis: AFM)

この謎の病気の正体が急性弛緩性脊髄炎(AFM)です。

 

「2018年の急性弛緩性脊髄炎患者が62人に増加している」とCDCが発表しています。

参考サイト CDC

 

患者の大半は子供で、22の州に渡って患者が発生しているという事です。

 

この「謎の病気」のはっきりとした要因は不明です。

 

ポリオのような疾患ではないかといわれており、感染によるアウトブレイクが懸念されます。

急性弛緩性脊髄炎の症状は?

急性弛緩性脊髄炎は、手足の脱力感を主体とする症状に始まり、次第に力が入らなくなります、頸部や頭部の痛みなども出現します。

 

増悪すると会話ができなくなる事もあり、呼吸不全に陥る可能性もあります。

 

小児の場合は、発熱など呼吸器疾患のような症状で始まる事も多く、突然手足に力が入らなくなります。

 

麻痺は急速に進行する為、早急な医療機関受診が必要になります。

 

原因不明であり、非常に恐ろしい疾患です。

急性弛緩性脊髄炎の治療は?

この病気に対する有効な治療方法はまだありません。

 

症状を緩和する対症療法のみが実施可能な治療です。

怖い!でもパニックにならないことが大切です!

エボラやジカウイルスなど、目に見えない感染症のニュースは非常に怖いです。

 

対処方法や予防方法が分からない場合は特に怖いですよね。

 

しかし恐れてばかりいても仕方がありません。

 

急性弛緩性脊髄炎よりインフルエンザで死亡する患者の方が圧倒的に多いのです。

 

大切な事は、どんな感染症が存在するか分からないから、日頃から徹底した感染予防を行いましょうという事です。

参考 標準予防策と感染経路(接触・飛沫・空気)別予防策のまとめ

 

急性弛緩性脊髄炎は怖い病気です。

 

現状ではまだまだ患者数が少なく、希少疾病の枠を出ませんが、何かの拍子に感染拡大が起こり、アウトブレイクした際には世界中に広まっていく可能性も考えられます。

 

常に感染対策は怠らないようにしたいものです。

 

Sincerely,

Hitouch

 

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【この記事の執筆者】

Hitouch「T」
HitouchLIFEという雑記ブログの管理人
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瀬古高行
医療と経済の架け橋である「医療経済学」を研究。テクノロジーとアイデアでヘルスケア関連の問題を解決すべく情報発信を行う。医療・介護サービスのDX化推進に向けたコンサルテーション事業に従事。株式会社femto代表取締役。
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