参考書籍のAmazonで詳細をチェック
最近悩むことがあります。
糖尿病の治療は食事と運動療法優先。
それでも下がらない場合に薬物療法を開始する。
COPDの治療の第一選択は禁煙。
学生時代こんな風に習ってきました。
しかし現実は・・・?
スポンサーリンク
生活習慣を改善するのって難しい
参考書籍:Amazonで詳細をチェック
管理栄養士さんが常駐している病院では、しっかりとした糖尿病食を食べることができます。
しかし、施設では管理栄養士さんがいることは珍しいです。
特別な糖尿病食を作ることは難しいのです。
さらに、患者さんの家族からは、「高齢で残り少ない人生・・・好きに食べさせてやってほしい」そんな風に言われます。
・・・たとえそれで状態が悪くなっても良いからと。
COPDの患者さんの場合、喫煙が唯一のストレスの発散方法というケースがあります。
「どうなっても良いから吸わせてほしい」とご本人様の強い希望。
こんな状況でも、ガイドラインにのっとった治療を勧めるべきなのでしょうか?
治したいという想いで受診しているはずなのに、本人には生活習慣を改善する気はない。
こういう患者さんへの介入はとても難しいです。
合併症を防ぎたい!
治療をしたい!
そんな積極的な方には、医療者として介入しやすいです。
しかし・・・
「もう人生楽しんだし、あとは少し気ままに生きたい」
「それでどうにかなったとしても、またそれも人生」
「生活習慣を変えるつもりはないが、薬だけは欲しい」
こんな思想の方への介入は、とても難しいです。
薬を飲んだからといって、生活習慣病による合併症を100%防げるわけではありません。
うーん・・・
難しい・・・
これが薬剤師の限界なのか・・・
ちょっとしめっぽくなってしまいました。
そんなこんなで!
おしまい。
薬剤師あるある満載の神マンガ
人気シリーズ
調剤薬局に転職するならこちらがおすすめ
全国の情報や派遣求人の見通しなど貴重な情報が手に入ります。
情報量がものすごい!こちらも必ず登録すべきです。
派遣以外の求人数がすごい!派遣以外の市場調査もしましょう。
薬剤師さんに人気の記事
【この記事の執筆者】
きのこさん/調剤薬局薬剤師
総合病院勤務後調剤薬局に転職したオタク女子
【この記事の編集者】
Hitouch「T」
HitouchLIFEという雑記ブログの管理人
医療・投資・自己啓発系のライティングを得意とする医療ライター
オススメHitouchLIFE