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【アストラゼネカ/アムジェン】tezepelumabが気管支喘息の画期的な治療薬となる!?

こんにちはHitouchです。
@hitouch_life

 

アストラゼネカとアムジェンのtezepelumabが、重症気管支喘息に対する新たな治療薬となる可能性が示されました。

 

気管支喘息は、「増悪」という劇的な症状の悪化を繰り返すのが特徴です。

この増悪を起こさないために、β2刺激薬や吸入ステロイドという薬で、疾患をコントロールしていくことが重要となります。

 

アストラゼネカとアムジェンの「tezepelumab」という分子標的薬が、プラセボと比較して重症喘息患者の、年間喘息増悪率を有意に低下させたことが分かりました。

 

tezepelumabのすごいところは、Th2型炎症バイオマーカーの発現状態と無関係に効果を発現したことです。

 

Th2バイオマーカーと無関係に誘発される喘息は全体の3分の1を占めるといわれています。

このタイプの重症喘息には、有効な分子標的薬が存在せず、新たな治療薬が望まれていました。

 

tezepelumabは、Th2バイオマーカーにかかわらず喘息増悪を予防することを示した画期的な新薬です。

 

tezepelumabが全ての喘息患者の救世主となる可能性を秘めています。

 

気管支喘息について

気管支喘息に苦しめられている患者さんは、世界に3億1500万人いると推定されています。

参考 アストラゼネカ公式

標準治療である吸入ステロイドや、長時間作動型β2刺激薬による治療にもかかわらず、症状コントロールが不良の重症喘息患者さんは多く存在します。

このような患者さんにおいては、経口ステロイド薬の持続使用が必要になる場合があります。

コントロール不良の重症気管支喘息は死に至ることもある過酷な疾患で、頻回な症状増悪や、呼吸機能の低下、生活の質(QOL)の著しい低下を認めます。

Th2誘導型(高Th2型炎症)喘息は、重症気管支喘息の3分の2以上に確認されます。

血中好酸球、血清免疫グロブリンE(IgE)、呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)などのTh2型炎症バイオマーカーの上昇が確認できます。

高Th2型には、有効な生物学的製剤が存在する一方で、重症気管支喘息患者さんの約3分の1を占める、非Th2型の重症気管支喘息には、生物学的製剤による治療選択肢は存在しません。

非Th2型にも有効な生物学的製剤が望まれています。

PATHWAY試験(フェーズⅡb)

参考 NEJM

  • 対象:重症気管支喘息
  • 対照薬:プラセボ
  • エンドポイント:年間増悪率

結果

血中好酸球にかかわらず、tezepelumabは年間増悪率を有意に改善

Tezepelumab

tezepelumabは、胸腺間質性リンパ球新生因子(以下、TSLP)を標的とする新しいクラスの新薬候補です。

tezepelumabは、特異的にヒトTSLPに結合し、その受容体複合体への結合によって発現する作用を阻害するヒト抗TSLPモノクローナル抗体です。

アストラゼネカ公式

 

Sincerely,

Hitouch

 

【この記事の執筆者】

Hitouch「T」
HitouchLIFEという雑記ブログの管理人。
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ABOUT ME
瀬古高行
医療と経済の架け橋である「医療経済学」を研究。テクノロジーとアイデアでヘルスケア関連の問題を解決すべく情報発信を行う。医療・介護サービスのDX化推進に向けたコンサルテーション事業に従事。株式会社femto代表取締役。
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