日常診療の中で、あたり前のように行っている『検査』。
陽性や陰性
プラスやマイナス
医療スタッフであれば、誰しもがこんな言葉を使います。
しかし、その検査の『感度』や『特異度』について考えた事はありますか?
『感度』や『特異度』って何か知ってますか?
非常に基本的なことですが、案外間違えている人が多いのが、『感度』や『特異度』です。
検査感度(感度)とは?
感度とは、病気がある人のうちで、検査陽性となる人の割合です。
『疾患罹患患者群の検査陽性者の割合』と定義されています。
感度90%の検査という場合、病気の人100人のうちで、90人を陽性と判断できる検査です。
分母が『病気の人』ということに注意しましょう。
【注意】
全ての人(病気かどうかわからない)の中から、病気の人を見つけられる割合ではありません。
感度というのは、あくまでも、病気の人を病気だと判断できる割合だよ。
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検査特異度(特異度)とは?
特異度とは、健康な人のうちで、検査陰性となる人の割合です。
『疾患非罹患患者群の検査陰性者の割合』と定義されています。
特異度90%の検査ということは、健康な人100人のうち90人を陰性と判断できる検査です。
健康な人を健康だと診断できる割合が特異度だよ。
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あとがき
検査感度や検査特異度というのは、真の陽性や真の陰性を見分ける割合です。
感度90%の検査というのは、闇雲に100人を検査して90人が陽性になる確率ではありません。
検査結果を見た時に、本当に陽性なのか?本当に陰性なのか?ということを考えてみることも重要です。
Sincerely,
Hitouch
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【この記事の執筆者/編集者】
Hitouch「T」
HitouchLIFEという雑記ブログの管理人
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