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専門・認定薬剤師ガイド2015年版 2015年 07 月号 [雑誌]: 月刊薬事 増刊
日病薬病院薬学認定薬剤師
薬物療法専門薬剤師
がん専門薬剤師
感性制御専門薬剤師
HIV感染症専門薬剤師
糖尿病療養指導士
・・・
様々な臨床領域に、ありとあらゆる専門薬剤師が存在します。
専門・認定薬剤師ガイドに各種専門薬剤師の特徴や、資格取得方法などが記載されていますが、どれも結構大変です。
特に、他病院での研修が必要な資格等であれば、勤務先の協力も必須になります。
はたして、それだけの努力をして専門薬剤師になる意味があるのでしょうか?
結論を言ってしまうと・・・
なりたい人はなればいいけど、これからの時代には必要ない
僕はそう思います。
実際に僕は専門薬剤師でしたが、資格の必要性を感じなくなりましたので、今後更新するつもりはありません。
*)ちなみに僕は『がん』『感染制御』『抗菌薬』の専門“でした”。
だからといって資格取得に意味がない訳ではありません。
本記事では、専門薬剤師の資格に関するメリットを紹介しながら、無理して専門薬剤師を目指す必要がない理由を紹介します。
*)あくまでも私見です。ご了承ください。
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Contents
認定・専門薬剤師のメリットとは!?
認定薬剤師や専門薬剤師を目指すメリットをご紹介します。
実際に専門薬剤師になりたい方の参考になれば幸いです。
薬剤師トップクラスの知識が身につく
専門薬剤師の試験勉強は結構大変です。
添付文書を丸暗記する勢いで覚える必要があります。
僕は抗がん剤の添付文書を暗記するほど読みました。
*)臨床試験の名前を覚えるほど読みました、この努力に意味があるかどうかは知りません。
そのくらいの努力をするからこそ、その分野ではトップクラスの知識が身に付きます。
必然的に、薬剤師の中では上位数%の知識レベルに到達できるという事になります。
自分に自信が持てる
アンサングシンデレラ というマンガが出版されました。
薬剤師を主人公においた初のマンガではないでしょうか。
そのくらい薬剤師というのは地味な仕事です。
反論したい気持ちは分かります。
僕もそうです。
しかし現実は地味です。
薬剤師全員が心の中では分かっているはずです。
だからこそなかなか自分に自信が持てません。
しかし、専門資格を取得することで、目に見える形で結果が残ります。
そうなると、自然と自信が湧いてくるものです。
『認定薬剤師になった途端、医師に処方提案できるようになる』というのはよく聞く話です。
自信を持つというのは、薬剤師に足りない部分だと思います。
そこを補ってくれるのが専門資格です。
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自分を差別化できる
薬剤師というのは、秀でた能力をアピールすることが難しい仕事です。
人によって得意不得意があるのは当たり前の事ですが、薬剤師になると、みんな同じように調剤をして、みんな同じように服薬指導をします。
そんな時に専門資格があれば、自分の得意をアピールすることができます。
差別化することで、自分自身に希少性が生まれます。
希少というのは価値が高い事を意味します。
専門資格を取得することで、自分の希少価値を上げることが出来ます。
人脈の拡大
僕が個人的に、専門資格取得における最大のメリットだと感じているのが、人との出会いです。
資格取得に向けて動き出すと、専門資格を取ろうとする人たちとのつながりが生まれます。
地域レベルだけではなく、各種学会等に所属することで、全国規模の薬剤師と知り合う事ができます。
人との出会いというのは、自分自身を大きく成長させるきっかけになります。
給料が増える!?転職がしやすい!?
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専門資格を取得することで給料が上がる可能性があります。
直接的なベースアップ(手当)があるというのは稀ですが、資格取得によって給料が増えるのには、資格取得のための努力が認められやすいという理由があります。
上司としても、部下には多少の優劣をつけなければなりません。
*)つけたくなくても差をつけるのが管理者の仕事です
そんなときに、難しい試験をパスしたという実績があれば、誰しもが納得する形で評価をすることができます。
上司としては評価しやすいという事になります。
一般的には、人事評価が上がれば給料が増加します。
転職にも影響が?
転職する際にも、良い影響があります。
専門資格を取得するだけの努力ができる人材だという事をアピールできます。
がんセンターや大学病院等、一部の高度医療を行う急性期病院を除けば、転職活動において、専門資格は必要とされていません。
しかし、専門資格が採用時の武器になる事は間違いありません。
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【だから何!?】あなたが認定・専門薬剤師を目指さなくてもよい理由
認定薬剤師や専門薬剤師という資格は、その資格だけではなく、資格取得のためのプロセスに大きな意味があります。
専門知識が身に付き、沢山の人と出会え、自分に自信が持てる。
しかし・・・
だから何!?
って感じです。
専門資格なんかなくても、いくらでも自信を持てばいいんです。
患者のため、医療のために一生懸命勉強すれば、資格が無くてもトップクラスの知識が身に付きます。
専門薬剤師じゃないとできない事なんかないんです!!
認定・専門薬剤師じゃないとできないことなんてない
専門薬剤師でなければできない事などありません。
*)がん患者指導管理料3は除きます。
時間をかけて専門薬剤師になる必要など全くないです。
勘違いしないで頂きたいのですが、意味がないとは言っていません。
専門薬剤師になりたいという人たちは、勉強して資格を取得するべきです。
努力するべきです。
やりたい人にとっては、それだけの価値があります。
しかし・・・
上司に言われるからとか、みんな取っているからとか・・・
こういう理由ならやめましょう。
時間もお金ももったいないです。
これからの薬剤師に必要なのは専門性よりも人間性
これからの時代の薬剤師に必要なのは知識ではありません。
人間性です。
必死に勉強して薬の使い方を暗記しなくても、スマホで検索すればいいじゃないですか。
ネットの情報が信頼できないというのは、すでに過去の話です。
フェイクニュース等が話題になりますが、それを取捨選択できるだけの知識や経験さえあれば、ネットの情報の方が客観的だと思います。
僕はウェブサイトを運営していますが、間違った事を書かないようにめちゃめちゃ調べて書いています。
ネットを使いこなす能力さえあれば、難しい知識は必要ありません。
これからの薬剤師に必要なのは人間性です。
専門的な知識をたくさん知っている事よりも、笑顔であいさつができる方が重要な時代です。
専門薬剤師のみなさん、胸に手を当てて考えてみて下さい。
今でも笑顔であいさつをしていますか?
ごめんなさい、ありがとうって、言えていますか?
謙虚に薬剤師をやっていますか?
・・・
そういうことです。
専門知識よりも、人間性の方が大切です。
人間性を上げたい薬剤師さんはこちら
専門薬剤師が人気になったのは10年以上前
『薬剤師も自分の専門領域を持とう』という動きが始まったのは、10年以上前の事です。
もちろんスマホがない時代の事です。
その時代に躍起になって専門薬剤師を目指した薬剤師達が、今あなたの上司になっています。
あなたの上司にとっては、専門薬剤師というものは光り輝くものだったのです。
もちろんあなたにも勧めるでしょう。
あなたの上司も、良かれと思って勧めています。
しかし・・・もう平成は終わるんですよ・・・
平成の次の時代です。
ここ数年どこの病院の薬剤部も、専門資格を持っていない薬剤師を探す方が難しいです。
専門薬剤師は希少でもなんでもありません。
すでに『皆が持っているダサイもの』になりかけています。
次の時代に希少性を高めるためにはどうしたらよいでしょう?
視野を広げて、人間性を高めることです。
薬剤師は視野が狭い
たとえ1000床規模の病院であっても、その病院の中だけで働いていては視野が狭くなります。
そうでなくても、薬剤師という狭い業界の中で生きていれば、おのずと視野は狭くなります。
薬剤師というのは、一子相伝の技術が必要な仕事ではありません。
もっともっと視野を広げる努力をしてみてはどうでしょう?
世の中にはたくさんの人がいます。
世の中にはたくさんの仕事があります。
自分の職場の一歩外には、たくさんの刺激があるのです。
その刺激の1つ1つには、専門資格以上の希少価値があります。
もう専門薬剤師に希少性はありませんよ。
危機感を持つことが大切です。
視野を広げる方法は働き方改革にあり
働き方改革を実践した薬剤師の話
専門薬剤師が働き方改革を実践した結果、年収1000万を超えた話
視野を広げるためには、働き方を見直す事がポイントです。
ワークライフバランスを充実させて、様々な事に挑戦しましょう。
自分の趣味でもいい。
実家の手伝いだっていい。
ボランティアなんて最高じゃないですか。
あなたには薬剤師という最高の保険があるはずです。
なんだって挑戦できるじゃないですか!
専門薬剤師を目指すよりも、自分の興味がある事に挑戦する事の方が希少価値があります。
働き方改革を実践するためには、働きやすい職場を探しましょう。
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新たな挑戦には派遣薬剤師がおすすめ!?
派遣薬剤師の生の声がこちら
一生のキャリアの中で働く会社を何度も変えなくてはいけない時代
マークザッカバーグ
ザッカバーグは、ハーバード大学の卒業式のスピーチで、こんなことを言っています。
今はこういう時代なんです。
転職回数が多い事とか、職場を転々としている事がマイナスだった時代は、とっくに終わっています。
今はむしろ、転職経験がない事こそ恥ずかしい時代です。
ずっと同じ職場に居続けているというのは、『快適な環境から動きたくない』と宣言しているようなものです。
たとえいくつの専門資格を持っていようとも・・・
・・・
今の薬剤師に必要なのは視野の広さです。
いろいろな世界を見てみませんか?
悩むなら行動しよう!!
今の仕事に満足している。
専門薬剤師になる!!
こんな気持ちで働いている薬剤師であれば、きっとこれからも必要とされます。
一方で
自分はこんな仕事をするつもりではなかった・・・
自分はもっとやりたいことがある・・・
もっと稼ぎたい・・・
毎日退屈だ・・・
こんなふうに悩んでいるくらいなら行動しましょう。
後2年で専門薬剤師がとれるから・・・
それは快適な環境から出たくないだけの言い訳ではありませんか?
実際に行動した薬剤師達は、もっと広い環境で楽しんで生きていますよ。
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年収1000万円はおまけみたいなものです。
Kさんは専門薬剤師にならなければいけないという、薬剤師の常識に疑問をもったからこそ、今の生き方を手に入れました。
皆さんもぜひ、薬剤師の常識に疑問を持って下さい。
きっと目が覚めるはずです。
専門性よりも人間性です。
そのためには広い視野です。
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薬剤師が働き方改革をするためには?
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【この記事の執筆者】
Hitouch「T」
HitouchLIFEという雑記ブログの管理人
医療・投資・自己啓発系のライティングを得意とする医療ライター
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