こんにちは。
きのこです
湿布薬!70枚制限事件勃発!!
ぜひ他の薬剤師の方の意見を聞いてみたい・・・
そんな出来事が起きたんです。
それは・・・
とある秋の日のことでした・・・
前回薬をもらった時に、湿布は1度に70枚まで処方できると聞いた!
それなのになんで14枚しか出ていないんだ!?
出せるならもっと処方してくれてもいいじゃないか!?
この事件は、患者様のご家族の、この一言で幕を開けました。
【ご家族のコメント】
患者本人は、1日に何カ所も湿布を貼っているから、たくさんの湿布が必要。
湿布を貼らないと痛いと言っている。
【ご本人のコメント】
湿布を貼らなくても特に痛いわけではない。
そんなに枚数は必要ではない。
ご本人とご家族で言っていることが全く違います。
これではどうしようもありません。
本人は高齢ですが、認知機能に大きな問題があるとは思えません。
処方せんを見ると、湿布剤の貼付部位がこと細かく書かれています。
処方箋の記載内容にも問題はありません。
疑義照会するべきか?
それになんだか怪しい・・・
・・・
泣く泣く管理薬剤師にバトンタッチ・・・
なんとかその場を収めてくれました。
うぅ・・・情けないよぉ・・・
この事件から学んだこと!
この事件から得た教訓は・・・
処方せん1枚につき、湿布を70枚まで出せるなんて、簡単に言ったらダメ!
投薬をしている時にも、湿布剤をもっと欲しいと言われることがよくある。
だからといって、簡単に処方可能枚数を教えてしまっては、大きな混乱を招いてしまう。
処方元に迷惑をかける可能性もある。
冷静になって考えたら、OTCのロキソニンテープを勧めるっていう手もありました。
本当に難しいです。
日々歯がゆい思いをしながら学んでおります。
ちなみに・・・
後日この患者様は、湿布剤による皮膚かぶれのため、塗り薬が処方されましたとさ。
おしまい。
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【この記事の執筆者】
きのこさん/調剤薬局薬剤師
総合病院勤務後調剤薬局に転職したオタク女子
【この記事の編集者】
Hitouch「T」
HitouchLIFEという雑記ブログの管理人
医療・投資・自己啓発系のライティングを得意とする医療ライター
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