こんにちはHitouchの「T」です。
@hitouch_life
五十肩に悩んでいる患者さんはいませんか?
整形受診だけではなく、定期受診中の内科等で痛みを訴えられる患者さんも多いです。
整形のスタッフや、整形の門前薬局だけではなく、幅広い診療科の医療スタッフが出会う疾患ですので、基本的なことを勉強しておきましょう。
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Contents
五十肩(肩関節周囲炎)の症状や病態の基本
五十肩の症状の基本は、肩周辺の痛みと、それによる運動制限です。
肩関節周囲炎とよばれているように、肩関節周囲組織の炎症が主な原因だと言われています。
夜寝ている間も痛い!?夜中の痛み
五十肩の痛みは動作時に起こります。
動作時の痛みによる運動機能制限によって、さらなる機能低下を招いてしまう。
そんな悪循環が五十肩の難しさでしょう。
しかし・・・
困ったことに、五十肩の痛みは夜間にも起こります。
入眠中に肩がズキズキと痛み、眠れなくなるような患者さんもいるほどです。
仰向けに寝転がることで、肩関節が後方に引っ張られます。
それによって、痛みが夜間に増強してしまうということが考えられます。
夜間の痛みによって、QOLが大幅に低下しますので、なんとか除痛できるように介入していく必要があります。
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五十肩の治療と痛みの緩和について
五十肩の治療の基本は、除痛(痛みの緩和)とリハビリテーションです。
痛みや炎症が強いとき(急性期)には、無理なリハビリなどは行わず、NSAIDsを基本とした除痛が行われます。
急性期を過ぎたら、リハビリによって、筋肉の強化など運動機能を向上させます。
五十肩の痛みにはNSAIDs
五十肩の除痛の基本はNSAIDsです。
患者さんの痛みの強さに応じて、効果と副作用のバランスが取れている薬剤を選択していくことになります。
トラマール(トラムセット)やリリカは??
五十肩の痛みに、トラマドール(トラマール)やプレガバリン(リリカ)を使用するかどうかということですが、これには賛否両論があるようです。
理屈だけでいうと、五十肩の痛みにはトラマドールも、プレガバリンも効きにくいです。
しかし、『なんとか除痛したい』という思いもあって、医師によっては処方することもあるようです。
オピオイドを使用するよりも、アームスリング等で痛みや炎症を緩和するほうが無難な気がします・・・
それでもどうにもならないから難しいのでしょうが・・・
Sincerely,
Hitouch
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【この記事の執筆者/編集者】
Hitouch「T」
HitouchLIFEという雑記ブログの管理人
医療・投資・自己啓発系のライティングを得意とする医療ライター
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