胃がんにおいてゼローダ(カペシタビン)が使用されるレジメン
- XP+ハーセプチン
- CapeOX+ハーセプチン
- CapeOX
Contents
胃がんにおけるゼローダ(カペシタビン)の減量方法
ゼローダはがん種(レジメン)によって用法用量が異なります。
参考資料≫適正使用ガイド
ゼローダ(カペシタビン)減量時の1回投与量
対表面積(m2) | 初回投与量 | 1段階減量 | 2段階減量 |
---|---|---|---|
<1.36 | 1200mg | 900mg | 600mg |
1.36≦BSA<1.41 | 1500mg | 900mg | 600mg |
1.41≦BSA<1.51 | 1500mg | 1200mg | 600mg |
1.51≦BSA<1.66 | 1500mg | 1200mg | 900mg |
1.66≦BSA<1.81 | 1800mg | 1200mg | 900mg |
1.81≦BSA<1.96 | 1800mg | 1500mg | 900mg |
1.96≦BSA<2.11 | 2100mg | 1500mg | 900mg |
2.11≦ | 2100mg | 1500mg | 1200mg |
ゼローダ(カペシタビン)減量・休薬基準
ゼローダの減量・休薬基準をまとめます。
グレード2またはグレード3の非血液毒性
- 1回目:1段階減量
- 2回目:2段階減量
- 3回目:投与中止
グレード2の血液毒性
- 1回目:減量不要
- 2回目:1段階減量
- 3回目:2段階減量
- 4回目:投与中止
グレード3の血液毒性
- 1回目:1段階減量
- 2回目:2段階減量
- 3回目:投与中止
グレード4の血液毒性・非血液毒性
- 投与中止
治療が患者にとって望ましい判定された場合は、2段階減量で再開
ゼローダの副作用対策はこちら
【抗がん剤の副作用対策】ゼローダによる手足症候群を総まとめ!分かりやすく解説! こんにちはHitouchの「T」です。
@hitouch_life 大腸がん・胃がん・乳がんなど様々ながん腫で活...
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