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TNFαモノクローナル抗体・レミケードの溶解方法は?
レミケードの投与時に注意したいことをまとめておきます。
ゴム栓をエタノール綿等で清拭した後、21-Gあるいはさらに細い注射針を用いて、1バイアル当たり10mLの日局注射用水(日局生理食塩液も使用可)を静かに注入すること。
その際に陰圧状態でないバイアルは使用しないこと。
バイアルを回転させながら緩やかに溶解し、溶解後は5分間静置すること。
抗体蛋白が凝集するおそれがあるため、決して激しく振らず、長時間振り混ぜないこと。
添付文書より
レミケードは抗体薬のため、振り混ぜてはいけません。
バイアルの側壁を伝わせるように、ゆっくりと生食(注射用水)を注入し、5分間静置しましょう。
レミケードにフィルターが必要な理由とは?
本剤は無菌・パイロジェンフリーのインラインフィルター(ポアサイズ1.2ミクロン以下)を用いて投与すること。
抗体薬であるレミケードは、溶解時に微粒子が出現することがあります。
そのため、これらの微粒子を取り除くために、フィルターが必要です。
多くの分子標的薬と同様の理由ですね。
レミケードの効能効果
レミケードの効能効果は多岐にわたります。
個人的には、リウマチと潰瘍性大腸炎の症例しか出会ったことはありません。
既存治療で効果不十分な下記疾患
- 関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)
- ベーチェット病による難治性網膜ぶどう膜炎
- 尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症
- 強直性脊椎炎
- 腸管型ベーチェット病、神経型ベーチェット病、血管型ベーチェット病
- 川崎病の急性期
次のいずれかの状態を示すクローン病の治療及び維持療法
既存治療で効果不十分な場合に限る
- 中等度から重度の活動期にある患者
- 外瘻を有する患者
中等症から重症の潰瘍性大腸炎の治療
既存治療で効果不十分な場合に限る
まとめ
- レミケードは1バイアルあたり10mlの注射用水か生食で溶解。
- 溶解時には絶対に振らない!
- 投与時にはフィルターが必要。
レミケードの薬価は1バイアルあたり8万円弱です。
溶解時に失敗しないように注意しましょう!
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