介護職

【高齢者向け】盛り上がる言葉遊びゲームを紹介!脳トレにも効果的

「高齢者が盛り上がる言葉遊びゲームを知りたい」と思っていませんか?

さまざまな言葉遊びゲームがありますが、せっかくレクをするなら盛り上がるものをしたいですよね?

そこで本記事では、高齢者向けの盛り上がる言葉遊びゲーム8選を紹介します。

ゲームの内容やレクリエーションの方法、どのような脳トレ効果があるのかなどを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

【高齢者向け】盛り上がる言葉遊びゲーム8選

高齢者向けの盛り上がる言葉遊びゲーム8選を紹介していきます。

今回紹介している言葉遊びゲームは、以下の通りです。

  1. しりとり
  2. 回文
  3. 漢字分解クイズ
  4. ひらがな頭文字クイズ
  5. 〇のつく言葉思い出せるかゲーム
  6. 言葉探しゲーム
  7. 逆さ文字クイズ
  8. アナグラム

では、一つずつ詳しく解説していきます。

No.1 しりとり

しりとりは、答えていく利用者さんの順番を決めて、語尾の文字からはじまる言葉を順につなげていく遊びです。

参加人数に制限はなく、また誰もが知っている言葉遊びのため気軽かつスムーズに取り組めるでしょう。

しりとりといえば、お題に縛られず自由に言葉を出していくイメージがあるかもしれません。

実は「果物」のみや「サッカー選手の名前」のみなど、利用者さんがつなげられそうなお題を決めてしりとりをするのもおすすめです。

他にも、絵でしりとりをしていく「絵しりとり」や空欄を埋めながらしりとりをする「穴あきしりとり」などもありますので、さまざまな方法を試してみてください。

脳トレ効果

しりとりで得られる脳トレ効果は、記憶力の向上や維持、思考力の向上や維持が挙げられます。
記憶力や思考力を鍛えることは、認知症予防にも役立ちます。

No.2 回文

回文とは、上から読んでも下から読んでも同じ言葉になる文章のことです。

例えば、トマトや新聞紙などの言葉が回文にあたります。

ただし、回文作成は難易度が高く、高齢者でなくても簡単に作れるものではありません。

そのため、レクリエーションとして楽しんでもらうために、回文を作成もしくは調べてクイズにする「回文クイズ」も、遊び方としておすすめです。

もし回文クイズを何回か実施して利用者さんも作れそうな雰囲気があれば、回文を作って発表してもらうレクリエーションもよいでしょう。

脳トレ効果

回文の作成または回文クイズは、思考力の向上や維持に役立ちます。

No.3 漢字分解クイズ

漢字分解クイズは、漢字の部位をバラバラに配置し、何の漢字かをあててもらうゲームです。

難易度は利用者さんのレベルに合わせて設定できます。

例えば、慣れていない利用者さんであれば、漢字1文字をお題にし、逆に慣れている利用者さんであれば、2文字や3文字など文字数を増やしていくとよいでしょう。

レクリエーションはホワイトボードで行い「分」であれば「八」と「刀」に分けて書きます。

利用者さんが漢字をイメージしやすいよう、紙とペンを渡しておくとよいでしょう。

脳トレ効果

漢字分解クイズは、想像力や思考力の向上や維持に役立ちます。

No.4 ひらがな頭文字クイズ

ひらがな頭文字クイズは、ホワイトボード用のカラーペンを使い、簡単なイラストとひらがなの頭文字を書いてなにを表しているのかを答えてもらうゲームです。

例えば、答えが「おでん」の場合、まず大きく〇を描き、その中に具材を描いていきます。
グレーのペンで三角を書きその中にひらがなの「こ」を書きます。
そして、茶色のペンで円柱を書きその中にひらがなの「ち」を書きます。

もし回答者がいなければ、一つずつヒントを追加していき、答えがわかった利用者さんから答えてもらいます。

答えてもらうときは、早押しや挙手ではなく、自由に答えを出してもらうようにすれば、楽しい雰囲気でレクができるでしょう。

脳トレ効果

ひらがな頭文字クイズは、想像力と思考力の向上や維持に役立ちます。

No.5 〇のつく言葉思い出せるかゲーム

〇のつく言葉思い出せるかゲームは、非常にシンプルなルールで、お題に出された1文字を思いつく限り出して数を競い合うといったゲームです。

レクリエーションを行う際は、利用者さんを3人〜5人程度のチームに分けて行います。

制限時間は自由に設定してもらって問題ありません。
設定した制限時間内にお題の文字がつく言葉を思い出して答えてもらい、介護士がその言葉をホワイトボードに記録していきます。

レクリエーションを行う際のポイントとして、不公平感が出ないようチームによってお題の文字を変えて行うのがおすすめです。

例えばAチームは「あ」、Bチームは「う」といった感じです。

脳トレ効果

〇のつく言葉思い出せるかゲームは、思い出す力(想起力)の向上や維持に役立ちます。

No.6 言葉探しゲーム

言葉探しゲームは、ホワイトボードに書かれている文字からいくつ単語を作成できるかを競うゲームです。

レクリエーションを行う際は制限時間を設け、チームごとに競い合うと盛り上がるでしょう。

作成した単語は紙に書いてもらってください。

また、利用者さんが言葉探しゲームに慣れてきたら、長い単語をどのぐらいの数作れるか競ってもよいでしょう。

脳トレ効果

言葉探しゲームは、思考力の向上や維持に役立ちますが、どのような言葉があるか思い出しながら行う場合は想起力も養えます。

No.7 逆さ文字クイズ

逆さ文字クイズは、上下左右が反対になったひらがなを見て、もともとどのような単語だったかを利用者さんにあててもらうゲームです。

向きがバラバラになったひらがなをきちんと組み立て、最終的にどのような言葉になるかを考えるため、脳が活性化されます。

複数人に参加してもらい、利用者さんの中で1番誰が早く答えられるかを競う方法が一般的ですが、チーム制にして競い合うのもおすすめです。

逆さ文字や鏡文字などは、スマートフォンやパソコンで簡単に作れます。

脳トレ効果

逆さ文字クイズは、思考力の向上や維持、認知力の向上や維持に効果が期待できます。

No.8 アナグラム

アナグラムとは、無造作に並んだ文字を入れ替えて、まったく異なる単語や文章を作成するというゲームです。

例えば「アグナラム」というお題を出すとします。
このお題の答えは、文字を入れ替えると「アナグラム」になります。

レクリエーションで行う際は、少ない文字数からはじめ、利用者さんの様子を見ていきましょう。

もし利用者さんが簡単に解けるようであれば、徐々に文字数を増やしていき、難易度を上げていきます。

もし、難易度が高かった場合は、ヒントを出して答えにたどりつきやすくしましょう。

脳トレ効果

アナグラムは、思考力や認知力の向上・維持に役立ちます。

言葉遊びゲームで高齢者と盛り上がろう!

今回は「高齢者が盛り上がる言葉遊びゲームを知りたい」と思っている方に向けて、おすすめの盛り上がる言葉遊びゲームを紹介しました。

今回紹介した言葉遊びゲーム8つを以下にまとめます。

  1. しりとり
  2. 回文
  3. 漢字分解クイズ
  4. ひらがな頭文字クイズ
  5. 〇のつく言葉思い出せるかゲーム
  6. 言葉探しゲーム
  7. 逆さ文字クイズ
  8. アナグラム

個人でも複数人でも楽しみながら脳トレができる遊びを紹介しています。

今回紹介した言葉遊びを参考に、レクの内容を決めてみてください。

ABOUT ME
瀬古高行
医療と経済の架け橋である「医療経済学」を研究。テクノロジーとアイデアでヘルスケア関連の問題を解決すべく情報発信を行う。医療・介護サービスのDX化推進に向けたコンサルテーション事業に従事。株式会社femto代表取締役。
\\ あなたのキャリアを応援します//

業務のやりがいがない・・・

思っていた仕事と違う・・・

人間関係が辛い・・・

職場では様々な悩みが出てくるはずです。

頑張って解決できる悩みばかりではありませんよね。

スペシャリストのあなたには選択肢があります。

あなたに合った環境を探して下さい。

あなたに最適な職場を探す≫