タルセバ(エルロチニブ)は、上皮増殖因子受容体(EGFR)チロシンキナーゼ阻害剤に分類される内服抗がん剤であり、非小細胞肺癌や膵癌に使用されています。
タルセバは内服方法に特徴があり、食間に服用しなければいけません。
タルセバの詳細や内服方法についてまとめました。
参考≫タルセバ適正使用ガイド
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Contents
タルセバの内服方法は?
食事の1時間以上前又は食後2時間以降に1日1回経口投与する
タルセバは食事の1時間以上前もしくは、食後2時間以降に内服する必要があります。
タルセバを食間に内服する理由は?
高脂肪、 高カロリーの食後に投与した場合、AUCが増加するとの報告がある。
食事の影響を避けるため食事の1時間前から食後2時間までの間の服用は避ける。
タルセバは高脂肪食の摂取によって『吸収が増加する』可能性があります。
重篤な副作用が発現する可能性も考えられますので、必ず食間に服用しましょう。
高脂肪食・高カロリーの食事とは?
- 高脂肪食:脂肪が食事中のカロリーの50%を占める食事
- 高カロリー:約1000キロカロリー
タルセバは起床時・朝食間がおすすめです
朝食から高カロリーな食事を摂取するという人は少ないと考えられます。(患者さんの生活習慣を確認しましょう)
寝る前などに投与するよりも、午前中の空腹時に投与するのがおすすめです。
国内臨床試験は午前中の空腹時に実施されています
タルセバ150mgと25mg・100mgとは適応が違う
タルセバには25mg・100mg・150mgという3規格が存在します。
25mgと100mgには『膵癌と肺がん』の適応がありますが、150mgには『肺がん』の適応しかありません。
適応違いに注意しましょう!
非小細胞肺癌
通常、成人にはエルロチニブとして150mgを食事の1時間以上前又は食後2時間以降に1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
治癒切除不能な膵癌
ゲムシタビンとの併用において、通常、成人にはエルロチニブとして100mgを食事の1時間以上前又は食後2時間以降に1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
タルセバの注意点まとめ
- タルセバは食間に投与すること
- 高カロリーの食事によってAUCが増加する
- 規格によって適応が違うため注意
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