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臨床心理士はやめたほうがいいといわれる理由について徹底解説します!

臨床心理士を目指される方は、たくさんの求人サイトや職業情報を調べると思います。

しかし、情報を調べていくうちに「臨床心理士はやめたほうがいい」というワードに行き着き、不安になる方もいるでしょう。

今回の記事は、臨床心理士のネガティブな側面とポジティブな側面の両方を紹介し、臨床心理士という職業について解説します。

ぜひ参考にしてください。

臨床心理士の職業としての魅力

臨床心理士は人の心にふれあい、支援をする職業です。

責任ある仕事でもありますが、自分の支援が人を救うことはやりがいを感じます。

下記では臨床心理士のやりがいを感じるポイントを3つ紹介します

  1. 場所にこだわらず活動できる
  2. 利用者さんと信頼関係を築くことができる
  3. 利用者さんの回復していく様子を見ることができる

一つずつ詳しく解説していきます。

①場所にこだわらず活動できる

臨床心理士の活動できる場所は多く、医療、教育、福祉、公務施設などが主な活動場所となります。

教育分野で活動する場合は「スクールカウンセラー」、産業・労働分野で働く臨床心理士は「産業カウンセラー」と、働く場所によって名前が変わります。

現代のメンタルケアの需要は高まり、今後も活動できる場所は増えるでしょう。

②利用者さんと信頼関係を築くことができる

臨床心理士は利用者さんから相談を受けた際にカウンセリングを行いながら、信頼関係を築いていくことができます。

心に問題を抱えた利用者さんとは、長い時間をかけてコミュニケーションをとり、信頼関係を築き上げていきます。

信頼関係が築けるまで時間がかかることは大変なことですが、その分心を開いてもらえた瞬間はとても嬉しく、やりがいを感じます。

そして、信頼関係を築けたことは大きなモチベーションへと変わり、結果として自身の成長にも繋がります。

③利用者さんの回復していく様子を見ることができる

臨床心理士に支援を求める利用者さんはさまざまな悩みを抱えています。

カウンセリングを受けた利用者さんの今後の人生は、相談を受ける臨床心理士の分析力と判断力に委ねられていると言っても過言ではありません。

そのため、カウンセリングを受けた利用者さんの心の闇を晴らすことができれば「この仕事に就いてよかった」と感じられるでしょう。

そして、利用者さんから感謝の気持ちを伝えられたときに、言葉では表しきれないほどの喜びを感じられるるのも魅力です。

臨床心理士は何が大変か?

上記では、臨床心理士の良い側面を紹介してきましたが、ここからは「臨床心理士はやめたほうがいい」といわれる理由3つを解説をしていきます。

  1. 精神的負荷が大きい
  2. 収入が安定しないこともある
  3. 専門的な知識を学び続けることが大変

詳しく解説します。

①精神的負荷が大きい

カウンセラーは、さまざまな心の問題に向き合い続けなければならない職業です。

相談者の相談を聞き状況に応じた支援を行いますが、中には壮絶な相談事を引き受けることもあります。

心の大きな傷を負った相談者の対応を行うときには、感情移入をしてしまい、自身への心理的負担が大きくなることもあります。

心理状態が悪化している相談者を「なんとか助けたい」と思ってしまいますが、自身が感情移入をすることにより状況が悪化していく可能性もあるので、物事を俯瞰的に見る能力も大切です。

また、相談者さんからも助けてほしい気持ちが強いことから、臨床心理士に強く当たられる場合もあります。

相談者さんのメンタルケアをするには、自身の心にも大きな負担がかかることを念頭に置いておき、自身のメンタルケアも怠らないようにしましょう。

②収入が安定しないこともある

臨床心理士は、アルバイト形態で雇われることが多いです。

特にスクールカウンセラーはアルバイト募集が多く、その他の職場と掛け持ちをしながら働く臨床心理士も数多くいます。

アルバイトで働く場合は時給制か日給制のどちらかになるため、正社員と比べると収入が不安定になりやすいです。

働く日数を増やせば稼げるかもしれませんが、スクールカウンセラーは学校自体が長期休暇をとってしまうと仕事がなくなってしまいます。

収入の見込みが不透明な場合は、インターネットを利用して顧客を探してみるのも1つの手段です。

スキルがあればカウンセラーをオンラインで募集している会社も存在しているので、気になる方は調べてみてください。

③専門的な知識を学び続けることが大変

臨床心理士は、相談者さんの心をケアする専門職として高い技能や知識を身につけ続けていかなければいけません。

そして、臨床心理士は「職能的資質の向上と自覚」が規定として定められています。

臨床心理士は常に新しい技能や知識を身につけ続けなければ、心に傷を負った人の助けになることはできないません。

そのため、休日も心理職向けのセミナーや講習会に参加をする必要があります。

セミナーや講習会への参加は自身のスキルの向上はもちろん、自分以外の臨床心理士に触れる良い機会ですが、日々の業務で多忙な臨床心理士にとっては大きな精神的な負荷にも繋がるので注意が必要です。

臨床心理士の将来性について

臨床心理士はやめたほうがいいとされる理由の一つに、職業としての将来性も含まれています。

臨床心理士は民間資格です。

誕生してから30年近く、たくさんの臨床心理士が活躍されていますが、2015年に「公認心理士」という、日本では初めてとなる心理職における国家資格が生まれました。

そして、公認心理士が誕生したことにより、民間資格である臨床心理士の将来が不安視されるようになりました。

とはいえ、資格取得までに学ぶカリキュラムは臨床心理士も公認心理士もほぼ同じです。

さらにいうと、公認心理士よりも臨床心理士のほうが専門的知識を学ぶことができます。

よって、今後公認心理士が増えていくことが予測されていますが、公認心理士より専門知識を多く持つ臨床心理士の需要は、この先も変わることはないでしょう。

よって、心理職として活躍を望まれる方は、臨床心理士と公認心理士のダブルライセンスを取得することをおすすめします。

2つの資格を取得することにより、相談者からの信頼度を高めることもでき、さらに自身の活動も広げることができます。

臨床心理士をやめたほうがいい、についてのまとめ

「臨床心理士をやめたほうがいい」について解説をしてきましたが、何よりも大変なのは相談者さんと向き合うことです。

言葉としては簡単に表せるかもしれませんが、人が生きてきた背景を知り、相談者さんに寄り添うことは難しいことです。

その人の心を理解したといっても、ほんの数%の理解かもしれません。

しかし、臨床心理士はその少ない情報から相談者さんに合った心理療法を見出さなければならないので、臨床心理士の精神的負荷は測りしれません。

単に人の話を聞きたいから、という理由で臨床心理士を目指すのではなく職業としてのメリット、デメリットをしっかり理解した上で臨床心理士を目指すことをおすすめします。

公認心理士という国家資格が誕生したことにより将来が不安視される方も多いですが、メンタルケアを行う点では同じ仕事です。

臨床心理士はマイナスイメージが多い職業でやめたほうがいいといわれていますが、この先も必ず必要とされる職業です。

さまざま意見もありますが、まずは自分でしっかりと臨床心理士になりたい理由を見つけることが大切です。

ABOUT ME
瀬古高行
医療と経済の架け橋である「医療経済学」を研究。テクノロジーとアイデアでヘルスケア関連の問題を解決すべく情報発信を行う。医療・介護サービスのDX化推進に向けたコンサルテーション事業に従事。株式会社femto代表取締役。
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