「ホワイトボードレクのネタが尽きた」「マンネリ化しているような気がする」と感じ、ネタ探しをしているのではありませんか?
ほぼ毎日何年もレクリエーションをしていると「ネタ」に関する悩みは必ず出てきますよね。
そこで今回は「長く遊べるホワイトボードレク」をテーマに、ホワイトボードレクを8つ紹介していきます。
飽きやマンネリ化させないコツも紹介してますので「ネタ集めしたい」「マンネリ化を脱したい」と思っている介護士さんは、ぜひ参考にしてください。
長く遊べるホワイトボードレク8選!
長く遊べるホワイトボードレクを8つ紹介します。
ネタ切れに困っている介護士は、ぜひ以下のレクリエーションを実践してみてください。
- ◯のつく△△は?
- 曲名クイズ
- なかとり
- ホワイトボードで福笑い
- リバーシゲーム
- 進化系連想ゲーム
- サイコロワード出し
- 画数を増やして漢字づくり
組み合わせが無限大!◯のつく△△は?
◯のつく△△は?というレクは、テーマに沿って指定された50音がつくものを挙げていくというゲームです。
例えば『「と」がつく「家具」は?』というお題を出します。
このお題の答えとなる「とびら」や「とけい」などを利用者さんに答えてもらいます。
組み合わせは無限大にあるため、長く遊べますし飽きることなくレクを続けられます。
また、頭文字に限定せず、語尾に指定の50音がつくものを答えてもらうようにすると、難易度が上がってさらに新鮮な気持ちで楽しめるでしょう。
思い出せるかな?歌詞から当てる曲名クイズ
曲名クイズは、ホワイトボードに歌詞を書いていき、曲名を当ててもらうクイズです。
知っている曲でも、メロディーがなく歌詞だけの状況になると、何の曲か意外とわからなかったりしますよね。
曲名を当てるクイズは思い出す力が必要なので、想起力の脳トレにもなって一石二鳥なレクなのです。
そして、曲は数えきれないほどあるので、長く楽しく遊べます。
ネタ切れの心配もないので、レクリエーションのネタとして持っておいて損はないでしょう。
選曲は、わらべうたや演歌、昭和歌謡など高齢者でもわかる曲にしてくださいね。
意外と難しい!?なかとり
なかとりは、しりとりと同じルールで言葉の真ん中にある言葉からはじめるバージョンです。
ただし、しりとりとは異なり、お題となる言葉も繋げていく言葉も「3文字」「5文字」といった奇数の言葉だと決められています。
難易度を上げたい場合は、4文字に絞って真ん中2つが入る頭文字を繋げるしりとりもやってみてもいいかもしれません。
普通のしりとりに飽きているなら、やってみる価値ありです!
爆笑の渦が巻き起こる!?ホワイトボードで福笑い
ホワイトボードで福笑いは、福笑いのパーツに磁石をつけ、ホワイトボードにひっつけて行う福笑いです。
通常、福笑いはA4サイズの大きさの紙の上で行いますが、ホワイトボードレクとして行う際は、さらに大きいサイズで行うのがおすすめです。
サイズを大きくすることでパーツを動かしやすくなりますし、後ろにいる利用者さんもしっかりと様子がみられて楽しめます。
福笑いの顔デザインを、利用者さんの顔にして福笑いをしてみるのも、笑いが起きて楽しめるでしょう。
もちろん利用者さんの許可はとってくださいね。
チームで勝ち取れ!リバーシゲーム
リバーシは、テーブルで行うイメージがありますが、ホワイトボードでも可能です。
まず、ホワイトボードに大きく8×8のマスを描き、黒白のコマを中央に2コマずつ設置しておきます。
コマは、平たく丸いマグネットの表に白い紙、裏に黒の紙などを貼って作れます。
準備が完了したら、コマがなくなるまで通常のリバーシのルールで行っていきます。
通常のリバーシは1対1ですが、ホワイトボードレクはチーム戦にして、1人ずつ出番を回してコマを置いてもらうことで、参加者全員でリバーシを楽しめますよ。
まさに新しい!!進化系連想ゲーム
進化系連想ゲームは、名詞と形容詞を組み合わせて言葉を連想し答えてもらうレクです。
脳トレにもなるので、高齢者へのレクにピッタリですね。
レクリエーション方法を詳しくいうと、まずホワイトボードの一番上に「名詞」「形容詞」と書き、それぞれの下に該当する言葉を書いていきます。
出題者がランダムで組み合わせを決め、その組み合わせから連想する言葉を利用者さんに答えてもらうというものになります。
さらに分かりやすくいうと、名詞の「動物」と形容詞の「かわいい」を組み合わせ、連想できるかわいい動物を挙げてもらうといったイメージです。
答えは一つではないので、複数人に答えてもらうことができ、参加者全体で楽しめます。
何が出るかな♪何が出るかな♪サイコロワード出し
サイコロワード出しは、サイコロに出た目ごとに設定したカテゴリーの名前を4つ答えてもらうといったゲームです。
まず、ホワイトボードに6マスになるよう仕切りを書いていき、それぞれのマスにカテゴリーを書いていきます。
そして、例えばですが「1=食べ物 2=飲み物 3=動物 4=植物 5=駅名 6=野菜」と設定し、サイコロを振って出た数が5であれば「名古屋駅」「東京駅」「博多駅」というように3つ当てはまるものを回答してもらうといったイメージです。
回答が一つでないこと、さまざまなカテゴリーがあることにより、長く遊べます。
もし、それでもマンネリ化を感じてきたと思ったら「他の利用者さんが答えたものは挙げない」などと難易度を上げたり、手作りのメダルや表彰状を贈るなど景品をつけてみるといいでしょう。
クイズ番組並の爽快感!?画数を増やして漢字づくり
クイズ番組でも見かける漢字づくりは、特定の漢字に指定の画数を増やして別の漢字を作ってもらうというレクです。
例えば『足に2画数たして別の漢字を作ってください』とお題を出すとします。
今回のお題であれば「促」があるので、回答してもらうといったイメージです。
足は「あしへん」もありにすると、さらに漢字が増えるのでより利用者さんも答えを出しやすくなるでしょう。
シンプルなルールなので取り組みやすく、また画数や漢字のバリエーションが非常に多いので、長く遊べます。
より長く遊んでもらうコツ
長く遊べるホワイトボードレクを紹介しましたが、飽きられにくくマンネリ化しにくいためのコツがあります。
- ルールを増やしていく
- 難易度を上げていく
- レクリエーション方法を変える
- 福笑いのように小道具を使うものはデザインを毎回変える
- ネタ数を多めに抱えて週1〜2週間に1回のローテーションにさせる
- レク時に音楽をかけて雰囲気を変える(もしくは毎回音楽を変える)
遊びは変わらなくても、遊び方や雰囲気を変えるだけでも新鮮な気持ちになって楽しめます。
また、同じ遊びを繰り返し行っても、曜日を決めてローテーションさせ同じ週に何回も行わないようにするのも、長く遊んでもらうためのコツです。
長く遊べそうなレクを選ぶ以外にも、ちょっとした工夫でマンネリ化は防止できますので、ぜひ積極的に取り入れてみてください。
ネタに困ったら8つのホワイトボードレクをやってみよう!
今回は、「ホワイトボードレクのネタが尽きた」「マンネリ化しているような気がする」と感じ、ネタ探しをしている介護士のために長く遊べるホワイトボードレクを8つ紹介しました。
今回紹介したレクを以下にまとめます。
- ◯のつく△△は?
- 曲名クイズ
- なかとり
- ホワイトボードで福笑い
- リバーシゲーム
- 進化系連想ゲーム
- サイコロワード出し
- 画数を増やして漢字づくり
また、遊びは変わらなくても遊び方や雰囲気を変えたり、うまくローテーションさせたりすることでも、長く遊んでもらえるので、ぜひ実践してみてください。
今回紹介したコツとレクを組み合わせて、ぜひ長く楽しんでもらいましょう。