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メトホルミンから発がん性物質NDMAが検出された!?
厚生労働省は12月9日、日本でメトホルミン含有製剤を製造販売する15社に対し、有効期限内の製剤及び原薬について発がん性物質NDMAの分析を行い、結果を報告するよう指示したと発表した。
海外でメトホルミン含有製剤からNDMAが検出されたことを受けた措置。
現時点では、国内のメトホルミン含有製剤からNDMAは検出されておらず、これまで通り同剤の処方を行っても問題ないとしている。
ミクスオンライン
シンガポールにてメトホルミンから微量のNDMAが検出され、一部事業者がメトホルミンの自主回収を始めているとのこと。
これをうけて日本のメーカーにはNDMAの分析が指示されました。
日本の製造メーカーは、大日本住友製薬、第一三共エスファ、トーアエイヨー、東和薬品、ニプロ、日本ジェネリック、日医工、辰巳化学、三和化学研究所、ファイザー、日本新薬、シオノケミカル、ノバルティスファーマ、武田薬品、武田テバ薬品の15社です。
現在メトホルミンを内服中の人が行うべきは、『勝手に中止しない』ことです。
この報道で勝手服用を中止し、急激な高血糖(メトホルミンだけで急激に高血糖になることは少ないと思いますが)を招いてしまうのが最悪のシナリオです。
そのまま継続して、安心して飲んでいただけるように指導する必要があるでしょう。
NDMAとは?
N-ニトロソジメチルアミン(NDMA)
NDMAという物質には、発がん性があることがわかっており、化学物質の製造過程で予期せず生成されるケースがあります。
過去には『ラニチジン』という医薬品に、NDMAが含まれているという指摘がありました。
NDMAはMDMAじゃないよ!
世間的に有名なのは『MDMA』ですよね。
MDMAというのは、3,4-メチレンジオキシメタンフェタミンのことで、いわゆる合成麻薬です。
NDMAとMDMAは似て非なるものです。
患者さんからの問合せにはスムーズに回答できるようにしておきましょう。
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