こんにちは。
きのこです
薬の説明と服薬指導
病院勤めから薬局勤めに変わった私。
投薬を始めたばかりの頃は、服薬指導というよりは“薬の説明”になってしまっていました。
一方的にお伝えするスタイルになってしまっていました。
しかも、調剤薬局独特の『薬歴の必須項目』である9項目を埋めるのに必死で・・・
他の病院かかったり、他にお薬飲まれていることないですか??
を繰り返すしかありませんでした・・・
とにかく確認に必死で必死で・・・
患者さんへの返答も気がそぞろ。
数ヶ月経って徐々に慣れてくると
高血圧の方には「血圧いかがですか?」
脂質異常症の方には「最近血液検査されましたか?」
糖尿病の方には「低血糖症状現れてませんか?」
自分の中にテンプレートができあがってしまい、患者さんへの会話がマンネリ化しました。
薬歴の内容も最低限で情けなくて仕方がありませんでした。
そんな時に・・・
誰も教えてくれなかった実践薬歴を読みました。
とは言えませんが・・・患者さんと会話するときの意識が変わった気がします。
当たり前ですが、患者さんには個々それぞれの生活スタイルがあるんだなと。
そういう当たり前のことに気がつくことができました。
誰も教えてくれなかった実践薬歴
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本書で一番印象に残った内容がNsaidsです。
Nsaids投与によるプロスタグランジン阻害によって、Naや水が貯留し、血圧が上昇する。
このような症例では、Nsaidsをやめるのではなく、代わりに塩分制限を徹底すると良いという事。
私は未熟です。
本当に申し訳ありませんが、こんな事知りませんでした。
この本を読んでから、もう少し真剣に『投薬』に向き合うようになった気がします。
少しずつ患者さんとの会話を楽しめるようになってきました。
すると徐々に・・・
「寒くなってお味噌汁を飲む機会増えて血圧上がった」
とか
「テレビの体操番組みて運動している」
とか
「1日30分だけの体操教室に通ってもう2年」
だとか
重要な情報がぽろっとでてきます。
テクニックや知識も必要ですが、まずは仕事に対して真剣に向き合うことが大切なのではないかと感じました。
あ!!!
最近忙しくて忘れていましたが、そういえばもう年末ですね。
2019年も頑張ります。
おしまい。
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【この記事の執筆者】
きのこさん/調剤薬局薬剤師
総合病院勤務後調剤薬局に転職したオタク女子
【この記事の編集者】
Hitouch「T」
HitouchLIFEという雑記ブログの管理人
医療・投資・自己啓発系のライティングを得意とする医療ライター
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