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アマゾン≫心不全の基礎知識100 第2版
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コララン(イバブラジン)ってどんな薬?
コララン(イバブラジン)は、心臓の洞結節にあるHCNチャネルを阻害して、心拍数を減少させる新規作用機序の慢性心不全治療薬です。
コラランの作用機序の詳細
コラランはHCNチャネル阻害薬です。
HCNチャネルとは過分極活性化環状ヌクレオチド依存性チャネルのことを指します。
心臓の洞結節において電気刺激が自動的に発生する自動能形成に寄与する電流は、主にHCN4チャネルにより形成されます。
HCNチャネルを阻害することで、自動能形成に関与する電流が抑制され、活動電位の立ち上がりが遅延します。
その結果、心拍数の減少効果を発現します。
活動電位の立ち上がりを抑止することで、心拍数を低下させる薬剤という認識でOKでしょう!
コラランの効能効果
洞調律かつ投与開始時の安静時心拍数が75回/分以上の慢性心不全。
ただし、β遮断薬を含む慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。
効能効果に関わる注意事項
β遮断薬の最大忍容量が投与されても安静時心拍数が75回/分以上の患者に投与すること。
また、β遮断薬に対する忍容性がない、禁忌である等、β遮断薬が使用できない患者にも投与できる。
コラランの用法用量
通常、成人にはイバブラジンとして、1回2.5mgを1日2回食後経口投与から開始する。
開始後は忍容性をみながら、目標とする安静時心拍数が維持できるように、必要に応じ、2週間以上の間隔で段階的に用量を増減する。
1回投与量は2.5、5又は7.5mgのいずれかとし、いずれの投与量においても、1日2回食後経口投与とする。
なお、患者の状態により適宜減量する。
コラランの薬価
コララン2.5 | 82.9 |
---|---|
コララン5 | 145.4 |
コララン7.5 | 201.9 |
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