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薬剤師の働き方改革を考察!お金かキャリアかそれとも…?

こんにちは!

フリーランス薬剤師のはいたっちです。
@hitouch_life

 

薬剤師という国家資格は、薬学系の大学で6年間みっちりと勉強し、数々の実務実習をのりこえて、国家試験に合格することで、ようやく取得できる資格です。

6年間の大学生活というのは、医師国家資格と同様の期間です。

文部科学省(が決めたのかどうかは知りませんが…)としては、医師国家資格と薬剤師国家資格にはなんの優劣もないわけです。

むしろ同列に位置することで、医薬分業を推進し、国民によりよい医療サービスを提供することが期待されています。

医師の処方を“監査”し、医療ミスを未然に防ぐだけではなく、その患者に対してより良いと考えられる薬物治療を、『薬の専門家』の知見から医師に意見することが求められています。

サイエンスを学び、根拠に基づく医療を提供するため、チーム医療のブレーンとして活躍する。日々の自己研鑽が欠かせない上に、その責任は非常に大きい。

しかし、患者さんの『ありがとう』のためなら頑張れる。

 

それが臨床の薬剤師という仕事・・・のはずです。

 

ここまでご覧いただいた9割の現役薬剤師さんは、これが机上の空論だということを理解しているはずです。

異常なまでに意識が高い系薬剤師や、綺麗事が大好きな“先生”など、一部の薬剤師を除けば、こんなものが薬剤師の仕事ではないことは痛いほど分かっています。

 

現在はフリーランスとして働いている僕自身が、医療の現場で感じたことや、薬剤師としての仕事への向き合い方を綴っていきます。

 

今の仕事に悩んでいる薬剤師さんこれから薬剤師を目指す方などは、最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

この記事の内容

薬剤師の仕事とは?

薬剤師のモチベーションは?

薬剤師の働き方改革!

 

薬剤師の仕事ってどんな仕事なの?

薬剤師の仕事というのは、国家資格(6年制大学)に裏付けされた技術と知識によって、薬物治療をとおして、患者さんや地域、医療に貢献する仕事です。具体的には、調剤や服薬指導、医薬品の管理などを行うのが仕事です。

患者さんの生命を左右する薬物治療を行うため、その責任は大きく、調剤のミスだけではなく、行うべき疑義照会を行わないことによって、訴訟にまで発展するケースも存在します。

医師の処方箋が間違っていたとしても、その間違いに『気がつけなかった』薬剤師にも重大な過失があるということです。

それくらい、重要な仕事の“はず”です。

現実の薬剤師の仕事

現実の薬剤師の仕事はどうでしょうか?

医師に意見するなんて!?

ごくごく一部の医療機関を除き、薬剤師というのは非常に肩身の狭いポジションです。

医療ヒエラルキーの頂点に君臨する医師に対して、『疑義』をかけるのが薬剤師の仕事です。

一般的な会社をイメージしてみましょう。

会社の上層部の人間が作成する資料を“鑑査”し、非常に細かいミス(ハンコの位置や文字化けなど)から重大な過失を探し、必要であれば“問い合わせ”を行います。

プライドの高い上層部の人間に、入社したばかりの担当者が『お忙しい中すみませんが、この部分に問題があります。一度ご確認下さい。』と電話をかけるのです。

明らかに問題があればまだましです。『問題がある“かもしれない”から念の為確認をしたほうが良い』という場合はどうでしょう?

細かいことを指摘するのはただでさえ嫌ですよね。

それを会社の上層部の人間にいわなければいけないのです。

『忙しいのにそんな細かいこと聞いてくるな』と激怒され、場合によっては社内全体からの冷たい視線にさらされることになりますよね?

これがリアルな薬剤師の仕事です。

薬局で患者さんの怒りが爆発する

病院とは『長時間待つ場所』という固定観念がまだまだ定着しています。

仕方がありません…生命を扱う神聖な場所なのですから…

とはいえ、長時間の待合によって最大限にフラストレーションの溜まった患者さんが『最後に行き着く場所』はどこでしょう?

会計ですか?

違います…薬局です。

診察で待たされ

検査で待たされ

処置で待たされ

会計で待たされ

薬がなかなかできあがらない…

さぁ…もうどうなるかは誰の目にも明らかですよね。

先に述べたように薬剤師の仕事は、医師の処方のミスを発見するのも大切な仕事です。

適当に必要な数だけ薬を渡すだけなら比較的早く薬を作れるでしょう。

しかし、そもそもの“設計図”の間違いを探す作業というのは、大変な労力が必要なのです。

それでも…長時間待った患者さんは『なんで薬を作るだけでこんなに時間がかかるんだ』とイライラします。

たまったストレスが薬局で爆発するということはよくよくあります。

『薬が遅い』という不満は、患者さんが異常に短気というわけではなく(中には短気な人もいますが)、起こるべくして起こっているということです。

現実の薬剤師というのは…こういう仕事です。

レシピは自分で決められない!?

薬剤師の行う調剤というのは、医師の処方箋をもとに『間違えずレシピどおり』に薬を作る行為です。(GE医薬品への変更等は許可される場合があります)

これはレシピどおり料理を作り続けるという行為に似ています。

もう少しこれを足したほうが美味しいのにな?

これにはこれがよく合うのにな?

そんなことを思っても、自分でレシピは書けません

それが薬剤師です。

レシピ(処方箋)を書くのは医師の仕事です。

10000回やっても10000回間違えずに、レシピ通り薬を作るのが薬剤師です。

10001回目も間違えることは許されません。

しかも…早くしなければ患者はおこります。

患者の満足度が下がれば、『薬を作るのが遅い』薬剤師の責任だと言われます。

 

早く作らねば…

間違えずに作らねば…

 

これって面白いですか?

 

やりがいはありますか?

全てを悟る薬剤師

薬剤師として働きはじめて数年も過ぎると、ほとんどの薬剤師は『悟り』の境地に到達します。

感情をなくして淡々と疑義照会を行うようになり、患者さんから罵倒されても、『すみません、勉強になります』と、ほどほどに受け流すようになります。

新たな専門知識を身につけることの虚しさを知り、処方提案という言葉は幻想であるということを理解します。

 

ほどほどの給料と、ほどほどの仕事…

お金持ちにはなれないけれど、大きな失敗をすることもない…

薬剤師なら家族との時間も取りやすい…これは医師にはできないことだ…

うんうん…薬剤師でよかったんだ…

仕事にプライドなんかないけど…別に…

・・・これでいいや

 

そう悟るのです…。

何が薬剤師のモチベーションとなり得るのか?

ここまでご覧いただいた大半の薬剤師さんは、“あるある”だと共感いただいていると思います。

一方で、『そんなことはない』と感じてる薬剤師もいらっしゃることと思います。

薬剤師も誇り高い医療職のひとつであり、薬剤師によって救われる命もたくさん存在する。そう思って薬剤師をしている人もいらっしゃるでしょう。

たしかにそういう職場もあるのだと思います。僕自身も薬剤師ですので、そうであって欲しいと心底思っています。

しかし…現実は…虚しい限りです。

お金かキャリアか…

そんな薬剤師は、なにがモチベーションで仕事をしているのでしょう?

薬剤師は医師や看護師とは違い、技術や知識などのキャリアアップをモチベーションにするのが難しい職種であることは先に述べたとおりです。

薬剤師は技術よりも知識が重視される仕事でありながら、その豊富知識を使って薬物治療を『決定』することは許可されていないのです。

 

こういった環境も相まって、多くの薬剤師がモチベーションにしているのが『お金』『プライベート』です。

時給換算すると薬剤師は非常に高時給であり、感染症のリスクからは遠い、比較的安全な場所に位置することができ、会社組織の中でそれなりのポジションまで上がることができます。

医師のように夜中にコールがあることは少なく、看護師のように早朝から患者さんのケアをすることは稀です。

にもかかわらず、パートやアルバイトでも3,000円近い時給を稼ぎ出すことができるのです。

 

それゆえ、『お金』や『プライベート』にフォーカスすることで、人生を充実させようとしている薬剤師は多いです。

それでも仕事にやりがいが欲しい

以前の僕もそうでしたが…そうはいっても仕事にもやりがいが欲しいと感じるのが人間です。

ほとんど意味なんてないと分かっていても、専門薬剤師などの資格取得に励んだり、学会で発表するための研究をしたり…

仕事にやりがいを求めることは素晴らしいことです。

しかし、薬剤師の職業柄、その頑張りが報われない事が多く、大きな失望を味わうことも事実です。

 

自分のビジネスに誇りがほしい

お金持ちになりたい

成功したい

 

そんな僕が最終的にたどり着いたのが…

派遣薬剤師という働き方を利用した、フリーランスへの転身です。

【フリーランス薬剤師】派遣薬剤師とは?

派遣薬剤師というのは、大手派遣会社の社員となり、短期〜中期的(3ヶ月〜半年程度)に就業先へと派遣され、人手不足を一時的に補う薬剤師のことです。

時給単価が物凄く高いことが特徴で、同じ店舗で同じように調剤をしているパート薬剤師の倍近い時給を得ることも可能です。

地方やシーズン(繁忙期など)にもよりますが、薬剤師の需給バランスが崩れている時には、4,000円を超える時給を提示されることも少なくありません。

派遣薬剤師は複業が可能

僕が派遣薬剤師に魅力を感じたのは、高い時給だけではありません。

複業が可能だということです。

いくら政府が働き方改革を推進していても、病院や調剤薬局の薬剤師が複業を許可されていることは少ないと思います。

YouTubeやブログ、FXや株のトレードなどでこっそり複業をしている人はいるでしょうが、自分で会社を立ち上げてビジネスを始めているという薬剤師は少数だと思います。

自分のビジネスに誇りを持つ

自分でビジネスをやってみよう。

薬剤師という仕事にやりがいを見いだせなかった僕は、自分のビジネスを始めようと思いました。

しかも複業で!!

時給が高くても、本業の仕事で疲れ果ててしまうような仕事では、複業で起業するなんて無理です。

ほとほどの仕事をしていては、給料が半減してしまうような歩合制の仕事では、複業でビジネスを始めるなんて無理です。

 

複業で起業するというのは、高時給でほどほどの仕事の薬剤師だからこそできる裏技だ。

僕はそう確信しました。

 

薬剤師という技術を生かして、安定したキャッシュフローを短時間で生み出し、残りの時間で自分にとってやりがいのあるビジネスをする。

 

これが僕の考えた『薬剤師の働き方改革』です。

フリーランス/ノマドワーカー/薬剤師

現在の僕はすでに薬剤師の仕事はリタイアしていますが、自分で作り上げたビジネスで収益とやりがいを得ることができるようになりました。

ポイントポイントで派遣薬剤師をやりながら、自分のビジネスを成長させていきたいと思っています。

 

この働き方に変えてから、薬剤師という仕事の楽しさや、薬剤師という仕事の大切さに気づけるようになりました。

自身の会社の『社長』となり、ビジネスを立ち上げたことで、自分にも自信がつきました

クライアントとの交渉や仕事の受注に比べたら、疑義照会なんて怖くもなんともありません

 

今では胸を張って薬剤師をやっています。

どうやって派遣薬剤師になるの?

派遣薬剤師になるには、派遣会社の社員になる必要があります。

日本調剤M3(エムスリー)などの超大手企業に就職して、そこから就業先へと派遣されます。

派遣会社に派遣薬剤師として登録すると、専属のエージェント(マネージャーみたいな担当者)がつきます。

そのエージェントと、勤務地や勤務場所、時給や交通費などの契約内容を話し合い、合意することで就業スタートとなります。

勤務先との交渉(時給や待遇など)はすべてエージェントが行ってくれるので安心です。

 

派遣薬剤師がおすすめな人

とにかく稼ぎたい

自分で薬局を開業したい

複業でビジネスがしたい

もっと自由に働きたい

 

こんな夢がある薬剤師さんは、派遣薬剤師という働き方も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

きっと世界が広がります。

僕も含めて、楽しく胸を張って薬剤師をやっている人は、世の中に沢山います。

薬剤師なんて…と負の側面ばかりを見るのではなく、薬剤師だからできること、薬剤師の強みを発見しましょう。

 

以下に僕も登録していおる、おすすめの大手派遣会社を紹介しておきます。

薬剤師なんて…と感じているのであれば、その感情をエージェントに話してみましょう。

きっといろいろな働き方を紹介してくれるはずです。

派遣薬剤師になれる!おすすめの大手派遣会社!

派遣会社の中でも、『派遣薬剤師』といしての案件紹介を行っているのは数社しかありません。
そのなかでも、大手企業安心な派遣会社を紹介します。

【日本調剤系列】ファルマスタッフ

日本調剤(日調) 系列ファルマスタッフは、超大手企業ですので、なにより安心です。

紹介案件数も多く、日本調剤以外の調剤薬局の紹介ももちろん可能です。

各拠点にエージェントが常駐しており、直接会っていろいろな相談に乗ってもらえるのはとても嬉しいことです。

派遣薬剤師になるならないはおいておいて…

今の働き方や仕事に疑問を感じているのであれば、まずは話をしてみるのが良いと思います。

エージェントはプロですので、様々な働き方の悩みに対して回答するノウハウを持っています。

無料相談ですのでご安心下さい。

>>ファルマスタッフ公式ページへ

【最大手】エムスリー(M3)

派遣会社によって紹介案件が異なるので、登録する際は必ず複数社登録しましょう。

会社によって時給が異なるということも多々あります。

次にご紹介するのが、最大手のエムスリーです。

業界最大手ということで、紹介案件数が非常に多く、薬剤師の今後の動向などの貴重な情報をもっています。

ファルマスタッフとは異なり、エージェントとは電話のみでのやり取りとなります。

はじめは不安でしたが、その分仕事がスピーディーで、登録してすぐにでも派遣先の紹介を受けることが可能です。

薬剤師の働き方改革を実践してみては?

薬剤師は縁の下の力持ちのような存在です。

『何ごともないように』とか『いつもどおりの医療を提供するために』存在しています。

そのため薬剤師は、ありがとうという言葉をかけてもらうことが少ない仕事です。

安全に薬を提供して“あたりまえ”だからです。

しかしその裏には、薬剤師の努力や悔しさが存在しているのです。

 

自分の環境を嘆いていているだけでは、いつまでたっても状況は変わりません。

何かを変えたければ、行動することです。

 

行動すれば危険もあります。

しかし、行動しないこともまたリスクであることを忘れてはいけません。

 

変えたい“何か”があるのなら行動しましょう。

 

Sincerely,

Hitouch

ABOUT ME
瀬古高行
医療と経済の架け橋である「医療経済学」を研究。テクノロジーとアイデアでヘルスケア関連の問題を解決すべく情報発信を行う。医療・介護サービスのDX化推進に向けたコンサルテーション事業に従事。株式会社femto代表取締役。
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