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βラクタム系抗菌薬とは?
βラクタム系抗菌薬というのは・・・
βラクタム構造(βラクタム環)を有している抗菌薬
のことです。
つまり、カルバペネムもセフェム(セファロスポリン)もペニシリンも、全てβラクタム系抗菌薬ということです。
βラクタム系抗菌薬一覧
βラクタム系抗菌薬の一覧です。
- ペニシリン
- カルバペネム
- ペネム
- セファロスポリン
- セファマイシン
- オキサセフェム
- モノバクタム
ペニシリン
優れた抗菌力を持つペニシリンは臨床現場で汎用されています。
グラム陽性球菌に対しては、セフェム系よりMIC(最小発育阻止濃度)が低く、殺菌効果が高いです。
βラクタマーゼ阻害薬との配合である、タゾバクタム・ピペラシリンは、非常に抗菌スペクトルも広く、殺菌効果が期待できます。
カルバペネム
各種βラクタマーゼに安定(メタロ型を除く)で、非常に広範囲な抗菌スペクトルを有しています。
どんな菌にも効いてしまう一方で、耐性菌の問題は解決できていません。
そのため、『困ったらカルバペネム』という使い方には注意が必要です。
セフェム
いわゆるセフェム系は、『セファロスポリン』『セファマイシン』『オキサセフェム』などに分類することが可能です。
それぞれによってターゲットとなる“得意な菌”は異なります。
β-ラクタマーゼ阻害薬との配合剤や、スペクトラムの広い第4世代セフェムなどの乱用には注意が必要です。
モノバクタム
緑膿菌を含むグラム陰性桿菌に優れた抗菌力を示す、という特徴があります。
使用頻度は多くありませんが、モノバクタムを使用する際には、しっかりと原因菌を同定しましょう。
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